活動報告

無くそう、米軍基地!

 皆さんは、ニュース映像でご覧になりましたか。25日の午後、沖縄県読谷村で米軍基地の撤去をめぐって、沖縄県民集会が9万人規模で開かれました。こんな大きな規模の集会に出向かれた方はそう多くは無いと思いますから、どのくらいの規模なのかはぴんと来ませんよね。我々川西町民がみんな集まっても9千人にしかなりませんもんね。規模は、その10倍です。甲子園の収容人数が6万人ほどですし、私ども日本共産党が何年かに一度催す赤旗まつり(本年11月に4年ぶりに東京夢の島で開催)が三日間の延べでこれを少し上回る規模の取り組みですので、私の感覚としては、この9万人集会と言うのは結構ものすごい数の集まりと言う事になります。
 とにかく米軍基地に関しては、沖縄県知事を先頭に沖縄の県民が心一つにしての取り組みです。米軍基地の存廃については、沖縄県知事をはじめ、同県の全ての市町村長が県内からの撤去を求める事で一致し、政府に対してその判断を求める大きな世論と運動が、全島規模で起こっています。

我々の奈良県でもこの日、この集会に呼応して街頭宣伝などが取り組まれました。今がまさに正念場です。皆さん、こぞって沖縄県民に連帯し、沖縄県民の土地を銃剣とブルトーザーで奪って作られた米軍基地の無条件撤去を求める世論と運動を起こして参りましょう。

 普通は、用も無いのに米軍基地に出向かれる事はまず無いと思いますが、行かはった方はおられますか。私も、かつて入っていた日本民主青年同盟時代に、平和の取り組みに参加する機会を得て、厚木、岩国の米軍基地を見に行った事が有りましたが、とにかく戦闘機の離陸時の音はものすごいの一言です。モータースポーツのF1を観戦された方なら少しは想像できますが、ちょうどメインスタンドの最前列で目の前のホームストレートを数台重なって駆け抜けて行くF1マシーンの通過時の音に匹敵するくらいの轟音(会話する相手の耳元に口を当てて、かつ大声でないとその人と会話が出来ない程度の音)です。それが目的でわざわざ見に行く者にはたまりませんが、普段の暮らしにこの音が入ってくれば、やかましい以外の何物でもありません。伊丹空港など、飛行場の見学用展望デッキで聞く旅客機の離着陸の音の比では有りませんから。

 で、音だけでもたまりませんが、基地の被害と言うものはそれだけでは有りません。米軍人の起こす犯罪は数知れませんし後を絶ちません。加えて、訓練中の様々な事故の数々です。近年では2004年に沖縄国際大学に普天間基地所属のヘリが墜落炎上しました。古くは、1959年に沖縄県石川市(現うるま市)宮森小学校に嘉手納基地所属の戦闘機が墜落炎上し、このときは児童を含む17名が犠牲になっています。我々の住んでいるこの奈良県には、航空自衛隊の幹部候補生学校が有るだけで、基地そのものは有りませんから、こうした軍事基地のある情景はなかなか想像することは出来ませんし、その苦しみも、感覚的に掴めませんが、同じ、日本国民として、米軍基地があるが故の様々な事故や事件、犯罪は許せるものではありませんし、置かれている不条理を取り除く事に大いに共感するものです。
 長年、基地の重圧に苦しめられてきた沖縄県民に深く連帯して、せっかく基地の撤去を掲げて交代した新政権が、自らの公約を反故にせず、きちんと履行するよう、世論と運動を一層大きく展開して行きましょう。決して他人ごとでは有りません。無くそう、米軍基地!









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川西町議会議員
芝 和也