川西町議会議員芝 かずや

活動報告

お彼岸

 暑さ寒さも彼岸までとは言いますが、やっぱりえらいもんですね。十分にしのげる気温になって来ましたもんね。私の場合は、3月と9月の議会のそれぞれ質問原稿を書く時分が丁度この時期が近づく事もあって、「ぼちぼちやなぁ」と、勝手に思っているんですが。今年は、ものすごい猛暑でしたから、長期予報などでも気温は高めで経過し、秋の訪れも遅くなるだろうとの事でしたんで、果たしてどうかと思っていたんですが、心配無用でした。しのげる気温になって来てやれやれですね。皆さんはいかがですか。夏バテは、夏を過ごしてから後に出て来る症状のようですから、しっかり食べて、しっかり睡眠をとって、体を労わって下さいね。
 さて、その9月議会ですが、先週、16日に終わりました。様子については、順次、当サイトの議会報告でアップして参りますので、ご意見、ご要望、ご批判等、何なりと忌憚なくお聞かせ下さい。
 今議会では、私が提案している物の中では、町政運営に関して皆さんの意見を聞く場としての、『町政懇談会』の開催を町長が表明した事と、乗り合いタクシーのようなイメージをしてもらったらいいんですが、交通手段を無くされた住民の皆さんが、町内を自由に行き来できるように、その移動手段を確保するべく、新たな交通システム(デマンド交通)の確立に向けて、検討委員会を立ち上げる事が、今議会のやり取りを通じて、明らかになりました。
 人口一万人を切って久しい川西町です。こうした小規模な自治体の特徴を活かさん手は無いと思います。自治体運営やまちづくりは、行政と住民が情報を共有し合い、お互い知恵を出し合って、各種の施策に取り組んで行く事が基本です。ならば、小規模自治体は、行政と住民との距離が非常に近い位置に有るわけですから、取り組みとしては、町長が各々の自治会に出向いて、直接意見交換する事も十分可能です。地域の事や要望を直接伝える事のできる機会を設けられるように、この町政懇談会が、より広くオープンな形で取り組まれるよう、頑張って行きたいと思います。
 また、住民の移動手段確保についてなんですが、何とか一歩踏み出すに至ったと言う所です。町内を走るバス路線が廃止になる中、利用者には支障の出ている問題で、その解決に如何に乗り出すかが大きな課題であり、かつ、川西町に執っては喫緊の問題として町長も位置付けてはいるんですが、なかなか軌道には乗って来ませんでした。
 ここに至るまでには、これまで一般質問で何度も問題提起するなかで、議会の意識にも変化が現れ、商工会などでも、その必要性を求める意見が膨らんでくる中、先進地を町長も含めて議会で視察し、勉強を積むまでになっていました。今般、やっと検討委員会の立ち上げまで来たところです。実施までは、まだまだ時間を要しそうですが、日常の買い物や病院通いなど、車はもちろんの事自転車を含め、移動手段の無い皆さん、特に高齢者の皆さんにとっては、深刻な問題です。人口動態の見通しでも、これからますます膨らむ世代ですから、そんな事情も含め、その解決を果たさなければなりません。実施されるまで粘り強く頑張って行きたいと思います。
 それから、子どもの医療費の年齢引き上げなど、この間、町の子育て支援策が拡充されて来ています。加えて、新たな取り組みとして子宮けいがんの感染防止ワクチンの接種助成について、議論を進めているんです。これについて町としては、現在のところ取り組みの具体化はまだなんですが、議会の厚生委員会のメンバーを中心に、その実施を求める意向が強まって来ていまして、今年中にも町が具体化するように、意欲的に取り組んで行こうと、意思が固まって来ています。
 
この9月議会の折にも、厚生委員長の大植正議員が、「あの言い方やったら、これは、だいぶその気になりつつあんで。子どものためにも、また、女性の健康のためにもこれは絶対に必要な取り組みや。議員の意思統一に頑張るさかい、ぜひ、やろう。議員発議頼むわ。」と、私に話しかけて来はりまして、「よし、行こう」と、相談しながらその準備を進めています。
 迎える12月議会で、町が「子宮けいがんワクチンの接種助成に取り組みます」と、返事するように、住民の皆さんとも力を合わせ、議会も団結して頑張って行きたいと思います。
 何れにしましても、課題は山積です。一つ一つその解決に取り組んで参らねばなりません。皆さんのお力添えをどうぞよろしくお願いします。









ぜひ、ご意見・ご感想をお聞かせ下さい。

川西町議会議員 
芝 和也
 

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