川西町議会議員芝 かずや

活動報告

雨上がり

 昨日からの雨も午前中には上がり、からっとした気持ちのいい日和になりましたね。これから、梅雨本番。湿度も高くなって、梅雨明けからは太平洋高気圧に覆われる、あの日本の夏の気候を象徴する高温多湿のなんとも不快指数が上がる季節の到来になりますね。四季のある国ならではの味わいかも知れませんが、避けることもできませんし昔から暮らしの中から出てきた工夫を生かしながら、備えることにしましょうか。
 さて、いつもは川西町内で一人で行動していることが多いんですが、今日は、奈良県の後期高齢者医療広域連合の事務局に、豆田よしのり党県書記長と高橋重明広域連合議員(宇陀市議)、山村幸穂、田中美智子、今井光子、中野明美、宮本次郎の五人の県会議員、西川正克、竹森衛の両橿原市会議員、広田仁吉明日香村議、高井悦子葛城市議、池田年夫三宅町議、村上豊一御所市議とわたくし芝和也の共産党の地方議員14人で、今取り組んでいる後期高齢者医療制度の廃止に向けた取り組みを国へ働きかけてもらうよう申し入れに行って参りました。
 申し入れでは、豆田よしのり党県書記長から要請内容を説明し、申し入れ書を広域連合事務局に手渡しました。参加の各議員からは、現時点でどの程度この制度の被保険者の実情を把握しているのか、とか、医療機関の対応状況とか、また各々の地域から出されている、不満と怒りをぶつける市民の声などが紹介されました。
 また、この制度の本質と狙いは高齢者の医療を支えるためのものとは全く程遠いものであり、むしろ、医療から遠のかせてわざと切り捨てようとする制度以外の何物でもない事を、被保険者である高齢者の生の声を紹介し、事務局の皆さんの責任ではないが、今日紹介した内容をきちんと報告し、制度廃止に向けて、現場の実情を国に伝えることを求めました。
 事務局からは、申し入れの内容と、本日伺った話については連合長に伝える旨の返答がありした。
 昨日は川西町に、今日は広域連合と、二つの行政機関へ申し入れを行いましたが、昨日は町長でしたから、返答も直接聞けましたが、今日の場合は権限者がいませんから事務局への申し入れと言う形でしたし、返答も申し伝えると言う内容です。こうした申し入れについては、これまでも様々に取り組んでいますが、今回のように、決済権限のある相手でない場合は、「伝えておく」と言うのが、共通していまして、これでは、申し入れにしても、交渉ににしても話がなかなかかみ合いませんから、終えた後の感覚がどうもさっぱりしなのがいつも感じることなんです。困ったもんですわ。
 予断になりますが、今度、この広域連合に人事の機構変更がありまして、現在は連合長に奈良市の藤原市長が、副連合長に郡山市の上田市長と河合町の岡井町長が就いているんですが、三人とも自治体のトップの方ですので、普段はそれぞれの職務がありますから、連合会にはおられません。この事態を避けるめに、識見を有するものをもう一人副連合長に加えて、三人体制にする議案がそれぞれの市町村の六月議会に提出されています。医療制度の一つをつかさどる行政機関である広域連合ですから、こうした決裁権限のあるポストは当然必要でしょう。そしたら話も噛み合うでしょうし、次回が楽しみです。


 

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町会議員  芝 和也

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